遺伝研サイエンスアワー第3回目の今日は
「国際DNAデータバンク」のお話。
国立遺伝学研究所副所長・五條堀孝教授にお話をおうかがいしました。
「DNAデータバンク」みなさん、この言葉からどんな想像をされるでしょうか。花村の頭の中は、まさにこんなイメージでした。(←左図参照^^;)
「バンクってことはDNAを瓶詰めか何かにして、棚に並べて出し入れ自由にするってこと?!もしやホルマリン漬け?」
・・・モチロンそんな原始的な話ではありませんでした・・・。
◎多種多様なDNA情報をデータ保存
DNAの情報を、コンピュータに取り込み、膨大な量のデータを得てその暗号のようなアルファベットの羅列を解読することで様々な情報が得られるとのことです。その情報の蓄積が、データバンク。いわば情報の宝庫です。
◎では、暗号の解読やさんがいるんですか?洋書は翻訳家が違うことで、物語の解釈に微妙な変化が生じたりしますが、解析結果に誤差が生じたりしないんですか?
解読やさん(という名前ではないけれど)は存在します。誤差が生じては困るので、会合を開いてその調節や統一は行っています。一部の大学ではこの解読のための教育も始まっているんですよ。
◎膨大な情報量ということですが、その保存場所がパンクしてしまったりしないんですか?
情報の保存方法は今、大きな課題です。ハードディスクで保存してあるのですが、例えばその情報をやりとりする時は、データ通信では行わず、箱に詰めてそのモノを送るんです。データ通信には長時間を要するので、いっそ、送ってしまった方が早いというわけです。今や、遺伝分野の発展は、実はIT技術の発展と連動する形になっています。
◎DNAデータバンク、どんな風に役に立っていくのでしょう?
情報の蓄積量が増えれば増えるほど、遺伝についての不思議は解き明かされていきます。このことによって、人の病気を未然に防いだり、治療の活路が見出せたりしていけば素晴らしいと思います。
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とことん噛み砕いて、遺伝のお話を聞かせていただきました。五條堀先生、どうもありがとうございました!
「科学って浪漫がいっぱい。」
これまで3回の放送をしてきましたが、毎回こう感じずにはいられません。お話してくださる先生方の瞳がキラキラ輝いて、その未来予想図にこちらまでワクワクしてくるのです。世の中には色々なお仕事がありますが、どのお仕事にもそれぞれ夢と、人の幸せを願う心があるのだなあと感じ、こころがあたたかくなる思いがしてきます。
花村は素朴な質問をたくさん先生方におうかがいし、リスナーのみなさんに興味深く聴いていただけるように努めていきます!
来週は国立遺伝学研究所・教授の城石俊彦先生に「医学研究マウス」や「遺伝の不思議」についてお話をうかがいます。「マウスって一匹いかほどなのかしら?」「その珍研究、どんな役にたつのかしら?」花村の果てしない疑問は後をたちません。
来週もどうぞお楽しみに!!
∞花村湖子∞
