遺伝研サイエンスアワー
ラジオdeサイエンス
改編後、第1回・第2回のゲストは遺伝研副所長 五條掘孝教授でした。
『生きるとは四苦八苦(4×9+8×9)=108(煩悩の数)』
そんな意味深なキーワードから始まった今回。
サイエンスに生きる五條堀先生の心をうかがう時間となりました。
■放送後記~cococolumn~
「学びはひとつ」
先生のアカデミックなお話をうかがっていて思うことは、「学びとは本来ひとつのものなのかもしれない」ということです。私達は学校で、国語、算数、理科、社会と、それぞれの枠組みの中で学び、得手・不得手を感じつつ成長してきました。しかし、先生のお話をうかがっていると、理科(サイエンス)の中に、国語も算数も社会も全て介在しているのです。アノ義務教育のハッピーエンドはもしや此処にあり?!などと思うのでした。「どうして勉強しなきゃなんないの」と幼い頃は思っていましたが、五條掘先生のような方に出会ってしまうと、学びはその人を豊かにするんだなと納得せざるを得ません。「あの時、化学や物理から逃げなければ、今、この方と更に深い話ができたかもしれない。」この心の叫びを、高校生の私に届けてあげたいです。(多分言うこと聞かないと思いますが^^;)
「啐啄同時」
五條掘先生の研究室にはこの4文字が貼ってあるということです。『そつ(口へんに卒)』は鶏の卵がかえるとき殻の中で雛がつつく音、『啄』は母鶏が外から殻をかみ破ること。両者の息が合ったとき、殻が割れて雛が孵るということから、師家と弟子のはたらきが合致することを指す言葉だそうです。先生は研究者であると共に、教育者なのだという点で、はっとさせられました。見慣れない四字熟語の張り紙を見て、学生さんにその意味を訊ねられるということです。そこに自然、会話や交流が生まれる。その一連の情景が目に浮かぶと、なんだかほろりとするものがありました。
来週以降も、ユニークな教授陣が続々登場です。
凝縮した30分間をお届けできるよう精進してまいりますのでどうぞよろしくお願いします☆
>>HanaCo.
