遺伝研サイエンスアワー
ラジオdeサイエンス
今回のゲストは
国立遺伝学研究所 発生工学研究室 小久保博樹先生でした。
給油ポンプを片手に現れた小久保先生!!
もしや実験道具?∑(・д・)
違いました。今回も面白いお話をうかがえましたよ。
■放送後記~cococolumun~
生体の要~心臓~
先生は研究で心臓を扱っていらっしゃいました。みなさん、右心房、右心室、左心房、左心室、弁、って覚えていますか?中学2年の理科の授業で習ったやつです!(人体のしくみの授業が大好きだったので異常に覚えている私。^^;)今日は、まずその復習から入りました。(なるほど、給油ポンプが必要なわけです!)心臓は、簡単に言えば、体中を巡って戻ってきた血液を肺に送り、新鮮な酸素を蓄えさせて、また心臓から全身に送っていく、という働きをしています。先生は厳密にはその「発生」を研究されているのですが、私達に身近な話題をということで、今日は主に心臓の不思議についてお話し頂きました。
心臓は筋肉痛にはならない
心臓は筋肉、だそうです。それにしても、自分の意思では動かせないし、ずっと運動しているのに筋肉痛を感じることもない。不思議な臓器です。副交感神経というものに司られている、とうのが、無意識で動き続けている理由です。「筋肉痛」というのはありませんが、ご存知、「心筋梗塞」というのはあります。確かに「筋」の字が入っていますね(・д・)。心臓を健康に守るには、やはり「太らないこと」が必要だそうです。心臓そのものにも脂肪がついてしまうんですって!それは想像するだに負担ですね。みなさん、私達は無意識でいても一生懸命動き続けてくれている心臓です。時々意識して、健康管理に努めてあげたいものですね。
―死は生の対極としてではなく、
その一部として存在する。―
村上春樹の本に登場する一節。このフレーズに、先生は強く惹かれたとのこと。サイエンスの世界において、生と死は対極にあるもの。日ごろ前提としている概念を覆す、村上氏の言葉にはハッとさせられることが多いのだそうです。死生観に関わらず、「○○とは△△なもの」という考えはどの職業においても持ちうるもの(むしろその前提が無いと始まらない)。しかし、その前提を様々な角度で眺める習慣というのはとても価値があるのではないかと、今日考えさせられました。私は命というのは様々な段階を経て成長するものだと思っています。殷・周・春秋戦国・秦・漢・・・みたいな時代の中のひとつの時代(ステージ)。生と死の前後にどんなステージがあるのかはわからないけど、私達はきっと、どこかから来て、どこかへ向かうのでしょう。この「生」という時代にたまたま巡り合えたあなたと私はラッキー。常にご縁に感謝です。/『1Q84』も少し話題に上りました。これを語りだすとキリが無いのですが、酒の肴にしたら翌々日の朝まで呑めるような本です。(こんな解説でよいのでしょうか。汗)
柔軟でいて鋭利。
サイエンスアワーを担当させて頂いていて、科学者の先生たちに対する私の中の固定概念のようなものが払拭されてきました。 柔軟でいて鋭利。そんな頭脳を持つ先生達との会話は非常に刺激的です。リスナーのみなさんはどうですか?
次回のオンエアもお楽しみに。
>>Hana.Co.




「今日はね、連れてきましたよ。」
「バイキンマンは必要です」

発信者は、遺伝研サイエンスアワー第5回に出演して頂いた相賀先生(発生工学研究室教授)でした。





